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zoom RSS 昭和大鉄道展

<<   作成日時 : 2011/11/10 00:29   >>

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画像現在、香川県立ミュージアムで県内の鉄道の歴史に関する資料を展示した「昭和大鉄道展」が開催されておりますが、私も先週見に行って来ました。この手の展示会を見に行ったのは、一昨年の「近くてなつかしい昭和展」に続いて2回目。その時代を生きていない者としては、こういった機会でないとお目にかかれない品がたくさんありますからね。前回のブログにも書いたタイムカプセルうどんのイベントに行ったあと県立ミュージアムへ向かいました。この日は午後から同ミュージアムの講堂で高松工業高等専門学校・名誉教授の和田 仁さんによる「四国の鉄道発達史」の講演会があるので、そちらも聞いておきたかったからです。講演は主にSLが活躍していた鉄道創世記の話から始まって、明治・大正と四国の鉄道の歴史を振り返っていました。やっぱり香川県の鉄道の歴史は興味が沸きますね。JR四国の原型である讃岐鉄道が、どう鉄道網を伸ばしていったのか等、初めて聞いた話もいろいろありました。

明治22年に丸亀-多度津-琴平が開業。その後、明治30年に丸亀-高松に延長。こっちが電車を使うときに乗っているあの区間は、もう100年以上前からあるわけですね。開業時は丸亀-琴平間約16kmを50分かけて走行していたそうなので、時速は約20kmというのんびり運転。(まぁ今でも多度津駅の特急追い越し待ちでそれくらいかかることもありますが…) 高松まで路線が繋がったときも長時間移動のため、車内に喫茶室があって食べ物の販売をしていたそうです。後で展示室で見た当時のメニューには「ビーフステーキ 一皿 金拾銭」や「コーヒ 一杯 金参銭」と書かれていました。今ではすっかり姿の消えた食堂車が、まさか香川県内でも走っていたとは。

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多度津工場内に保存されている蒸気機関車C58 333

その後、大正時代から昭和初期にかけて予讃線(多度津-松山)が出来るわけですが、面白いのが、別の計画では多度津を通らずに丸亀から金蔵寺を経由して、鳥坂峠を越えて松山方面に繋げようという話もあったそうです。当時、多度津駅は船との接続がしやすいように多度津港に近い場所だったため経由しにくかったから…という事情もあったそうですが、結局多度津駅が現在の場所に移転することでまとまり、予讃線は現在の形になりました。そういえば、前に多度津工場のきしゃぽっぽ祭りにシャトル列車で行ったとき、多度津駅で一旦スイッチバックして多度津工場に向かいましたけど、明治の頃もあんな感じだったのかな?他にも、高瀬町は鉄道の誘致に盛んだったが、仁尾町はあまり乗り気でなかったため、上高瀬駅(現:高瀬駅)は出来たが、仁尾町には鉄道が来なかったという話も。もしどこかで歴史の歯車がズレていたら、多度津-観音寺間は今と全く違う路線だったのかもしれません。

講演は約2時間にわたり、貴重な話を聞けて勉強になりました。その後、鉄道展の開催されている特別展示室へ。室内には、国鉄時代の品や昔の高松琴平電気鉄道の写真などがいろいろありました。特に、今は亡き琴平参宮電鉄・琴平急行電鉄・塩江温泉鉄道の資料は貴重でした。琴平急行電鉄塩江温泉鉄道なんかは、戦前の本当に短い期間しか運行していなかったので、県内でも知らない人は多いと思います。今でも廃線跡はわずかに残ってますけどね。

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丸亀市苗木センターに残っている琴平急行電鉄・飯野駅跡

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塩江町ホタルと文化の里公園近くに残っている塩江温泉鉄道の橋脚

発達した鉄道網により、大正時代からは観光旅行ブームも起こり、当時のパンフレット(鉄道案内図)は結構凝った作りになっていました。車がまだ一般的でなかった時代、こんぴらさんへの参拝などはみんな案内図を片手に鉄道を使って行っていたんでしょうね。また、各鉄道のヘッドマークも多く展示されていました。特急しおかぜや急行うわじま等。しかし一番目立っていたのは、コトデンの急行電車のヘッドマークでした。

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GWレトロ電車特別運行2011・仏生山駅での車両展示にて

昭和30年代〜40年代に運行されていた、コトデンのこんぴら行き急行電車。栗林公園-琴電琴平間をノンストップで走り、各駅停車に比べて時間を25分短縮。高松築港-琴電琴平間を40分で行けるようになりました。その後急行電車は無くなってしまいましたが、現在でも運行すれば結構便利だと思います。他にも、高架される前の宇多津駅や駅ビルになる前の瓦町駅の写真も。一般の方から募集した写真には、廃止された宇高連絡船で撮影した写真も多かったです。

じっくり展示物を拝見し、資料集の「昭和大鉄道展」図録を購入し帰りました。しかし前回の昭和展もそうだったんですけど、展示室内が撮影禁止なのが残念ですね。貴重な品なのでしょうがないんでしょうけど、入場料+資料集を毎回買うのは厳しい。そのあたり、もうちょっと緩くして欲しいです。

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